紅茶とお菓子の教室「紅珀の部屋」 川崎慶子と申します。
2015年9月より、青森県八戸市にて、教室を始めました。「
私と紅茶の出会いは、小学生の頃でしょうか。私の母は、朝食の後にいつも、薄めに淹れた紅茶に、たっぷりの牛乳とお砂糖を入れた、紅茶牛乳を作ってくれました。紅茶はもちろん、teabagのものです。この紅茶牛乳が、ミルクティーというものであったことや、teabagではない、茶葉で淹れる紅茶があることを知ったのは、しばらく後のことになります。
初めて、茶葉から紅茶を淹れて頂いた時のことは、今でも、輝き続ける宝石のように、心に残っております。紅茶の葉をポットに入れて、お湯を注いで、茶葉が開くのを待って、ポットからカップへと琥珀色の紅茶が注がれる瞬間は、夢のような美しい時間でした。その時から、私の心の中には、紅茶の妖精が住み、「紅茶とお菓子」をライフワークとする、現在の私へと繋がってこれたのだと感じております。
2012年 紅茶コーディネーター資格取得
2014年 スイーツスペシャリスト資格取得
2015年 ナチュラルフードコーディネーター資格取得
2015年9月 紅茶とお菓子の教室「紅珀の部屋」自宅にてオープン
ナチュラルフードコーディネーターの勉強をしようと思ったのは、お菓子の材料のこと、添加物のことを詳しく知るためでした。市販されている加工食品からお菓子に至るまで、添加物不使用の物を探すのが困難なくらい、多くの添加物が使われている現在ですが、手作りすれば、添加物は使用せずに済みます。お菓子の材料として欠かせない油や砂糖なども、厳選、調整することができます。
人の身体は、食べた物から作られるということを、改めて実感した時に、身体への負担が少なく、安心して食べられるお菓子、身近な材料で易しく美味しく作れるお菓子を、お伝えしていけたらと思い、紅茶とお菓子の教室「紅珀の部屋」を始めるに至りました。
紅茶やお菓子は嗜好品で、生命維持に不可欠なものとは言えないかもしれません。しかし、慌ただしく過ぎゆく時の中で、心にゆとりや癒し、幸福感をもたらしてくれるものだと、私は信じております。「紅珀の部屋」は、そんな幸せな空間を、共有できる場でありたいと思っております。